初代ウルトラマン誕生秘話【1】視聴率34%を叩き出した第1話「ウルトラ作戦第一号」



 「M78星雲 光の国」からの正義の使者・ウルトラマンが登場して今年で50年になります。スポーツ報知では円谷プロの協力のもと、45周年となった2011年に初代ウルトラマン誕生の秘話を追った連載「光の国を創った人たち」を全20回、掲載しました。半世紀を迎えた今年、この連載を一部加筆・修正してWEBのみ再掲載します。50年の時を経ても愛され、憧れられる永遠のヒーローの実像に迫ります。(取材・構成 名取広紀)

 1966年7月17日、日曜日の午後7時。今も子供たちに愛される屈指のヒーローが、その姿をドラマで披露した。

 ウルトラマン。怪獣・ベムラーを宇宙の墓場に運ぶ途中に逃げ出され、それを追って地球に飛来したM78星雲の宇宙人だ。

 埼玉・竜ケ森上空をパトロールしていた科学特捜隊隊員・ハヤタ(黒部進)の操縦する小型ビートルと、赤い発光球体となっていたウルトラマンが衝突! ハヤタは瀕死の重傷を負ってしまう。そこで、ウルトラマンは自らの命をハヤタに託し、一心同体となって地球の平和のために戦うことを誓う―。物語はこう展開した。

 その後も息つく間もない場面が続く。

 姿を現したベムラーが大暴れする中、ハヤタはウルトラマンから与えられたベーターカプセルを高く掲げて変身。目もくらむような光の中、全身銀色の宇宙人がグッ、グッと巨大化していく。ベムラーとの格闘戦を経て、両腕を十字にクロスさせると、そこから発射された光線がベムラーの体を貫いた!

 ウルトラマンシリーズの歴史の一ページは、こうして幕を開けた。

 子供たちは、その勇姿にいっぺんに魅了された。今までに見たこともないようなカラーでの斬新な特撮映像。洗練された科特隊のオレンジ色のユニホーム、ジェットビートルなどシャレたネーミングのマシン、「ウルトラマン」という名前は分かったが、3分間しか戦えないなど、多くの謎を秘めているであろう光の巨人は翌日、学校などで話題を独占した。「ウルトラ作戦第一号」と題された第1話は、視聴率34%を叩き出した。これ以上ない滑り出しだったが、この30分間の物語が世に出るまでには、企画段階から紆(う)余曲折、悪戦苦闘のドラマがあった。=文中敬称略

 ◆本放送の1週間前に「前夜祭」

 〇…本放送の1週間前、7月10日には前夜祭的な番組として「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」が放送されている。これは東京・杉並公会堂で公開録画されたもので、科特隊のメンバーをはじめ、ウルトラマンや怪獣がステージで戦うショー的内容だった。この時点でドラマの収録状況が遅れており、時間を稼ぐ意味合いもあった特別番組だったが、視聴率は34%を記録した。

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