大谷の最速はまだ伸びるとコーチ陣も納得。 

 


 ◇交流戦 日本ハム6―2巨人(2016年6月5日 東京D)

 まだ進化の過程にすぎない。プロ野球最速の163キロをマークした日本ハムの大谷翔平投手(21)はこのオフ、体重の大幅増量に取り組んだ。打撃では今季9本塁打と結果を残している一方で、投球は肉体の進化とフォームの不一致に苦しんだ。しかし、自身3連勝で球速記録も樹立。白水(しろず)直樹コンディショニング担当(37)、中垣征一郎トレーニングコーチ(46)、吉井理人投手コーチ(51)の証言を集め、剛腕の現在地と未来の可能性に迫った。

 このオフ、大谷は体重の大幅増量に取り組んだ。昨年12月、球団OBのダルビッシュ(レンジャーズ)に体づくりの教えを請い、合同自主トレを行った。昨年1月は95キロだった体重は、今年1月には人生初の100キロに到達。一時102キロまで増量し、現在は96キロ前後でプレーしている。

 だが、開幕から5戦連続未勝利と苦しんだ。体重増加による「制球力低下」「フォームのバランス悪化」という疑問の声も上がった。ダルビッシュの日本ハム在籍時も知る白水コンディショニング担当は「運動は全体の動きを調節するリズムが重要。扱う体の重さが変わると運動のスピードも変化し、運動の調和が乱れる。それらの変化が球質や制球に影響する」と解説。今季序盤は引っ掛けたり、抜ける球が目立った。

 今年2月、米アリゾナ州でのキャンプ中。大谷は「体重移動の部分でしっくりこない」と中垣トレーニングコーチに助言を仰いだ。同コーチは現在の大谷について「全体の調和の中でうまくいっている部分と、そうでない部分がある」と指摘する。1試合あたりの四死球の数を表す与四死球率は15年が2・74で今季は3・89。スケールアップした肉体をまだ完全には操りきれていない。

 それでも、恐れず変化を求めたのは、打者を圧倒する球威を手にするため。首脳陣も増量を否定しなかった。一昨年春に筑波大大学院で体育学を専攻していた吉井投手コーチは「体の構造や年齢的に考えてもまだ増量に対応できる」と話す。

 この日は160キロ以上を6度マーク。9回にも161キロを記録した。「全体的に出力が上がってきた」と自己分析するように球威、球速ともに確実に増し、試合終盤になっても落ちない。「ダルビッシュさんは(球速は)地力で伸ばせると言って実際伸びている。僕も(球威が)一番の長所ではある」と大谷。進化を続ける肉体を完全に操れるようになった時、さらに記録は更新されそうだ。 (柳原 直之)

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